前向きな精神
世界的に活躍をするアスリートたちこそ、言い訳のきかないプロの世界で生きる人達ですが、やはりトッププレーヤーといわれる人たちは相当に強いメンタルを持っているようです。
スポーツにかぎらず色々な場面で「メンタルトレーニング」という言葉は聞かれますが、特にスポーツの世界においてはその重要性は高いようで、専門のトレーナーさんについたり、常に意識してトレーニングを行なっている人も多いといいます。
トップアスリートとして活躍した人や現在も活躍中の人のインタビューなどを見ると「試合前にプレッシャーを感じることはありませんか?」といった質問に対して、非常に前向きな意見を返していることがわかります。
日本ではどうしても謙虚な姿勢の方が好感度を持たれるためやや控えめな言い方をされていることもありますが、現役を引退された方などはかなり強気に発言をされていたりします。
現役時代は日本のバレーボール女子界を牽引していた大林素子さんなどは、インタビュー記事で「(当時流行していた歌に対して)オンリーワンなんてダメだと思った。ナンバーワンを目指したい」というような趣旨のことを言われており、さすが厳しい環境で何年も過ごしてこられた方のセリフだと思ったものです。
他にもマラソンの高橋尚子選手などは常に前向きの発言をされていることで有名で、逆境のときほど強く心を持つということの重要性を誰よりも実体験として知っている方なのだということがわかります。
体と同じくらい心も重要
プロのトッププレーヤーとして活躍するためには、実際の身体能力と同じくらいこのメンタル面の強さも必要であるといいます。
せっかくよい力を持っているプレーヤーでも、学生選手からプロになった途端に実力を発揮できなくなったり、念願の海外移籍をした途端に低迷に悩む選手がいたりしますが、それらも新しい環境にメンタルを適応させていくことができなかったということなのでしょう。
プロの条件としてはプラス思考を持ち続けることが重要であると言われます。
例えば競技にのぞむ前に「もし優勝できなかったらどうしよう」といったマイナス思考で望むか「ベストを尽くそう。全力を出せれば必ず勝てる」とプラス思考で望むかによってかなり成績が変わってきます。
最も資質を問われるのは失敗やミスをしたときで、そうした逆境にどう気持ちを切り替えられるかがプロとして長く活動をしていくことができるかどうかの重要な分かれ目になってきます。