プロの条件はお金をとること

お金をもらってこそのプロ

プロとアマチュアの境界線については、かなりたくさんのところで話されています。
ですがプロ・アマをはっきり分けるのはズバリ「お金をとるかとらないか」ということです。
しかもプロとして認められるということは言い換えれば、同じ仕事をしたときにより多額の金銭・報酬を受け取る事が出来る人ということでもあります。
「お金目当てで仕事をするなんて汚い。好きなことをするのが本当のプロのしごとだ」というふうに考える人もいるかもしれませんが、それは大きな間違いです。

プロとしての仕事の質の高さは、報酬の多さに比例します。
つまりいくらよい仕事をしたとしてもそこに報酬がついてこなければ本当の意味でのプロとはいえません。
どうも日本国内においては仕事は自分の精神を鍛えるためにするもので、お金を目標にしてしまっては不純な内容になってしまうというおかしな認識があるようです。
確かによい仕事が本人の精神性を高めることはありますが、だからといってタダ働きが最も高貴な働き方という考え方はちょっとおかしいところが多いと言えます。
結果が全てのプロスポーツの世界においては、しばしば日本から飛び出して海外での活躍を希望する人がいますが、それらも精神性ばかりを強調される世界よりも自分の実力がより数字となってかえってくるという公平性のある場所を期待しているのではないかと思われます。
個人的な意見を付け加えれば、このような精神性を強調しすぎるプロ意識では今後よい人材はどんどん流出していってしまうことになるのではないかと危惧してしまいます。

プロは仕事に自信をもつ

例えばあなたがこれから家を建てようと思い、設計者にこういう家を建てたいと相談をしたとします。
すると最初は3000万円ならできると言われました。
しかし予算は2000万円であったので、少し高いと言って強気の交渉をしたところ、相手は突然2000万円でもいいと言い始めました。
そこでもうちょっと強気にと思って1000万円にしろとすごんだところ、わかりましたと最初の1/3の価格で引受られることになってしまいました。
しかしこのような交渉があったとなると、最初の金額提示は何だったのかと思うとともに、この設計者は本当にプロとしての仕事をしてくれるのだろうかという心配が湧いてきてしまいます。
本当のプロとは自分の仕事に自信を持ち、安易な値引きをせずによいものを提供するものです。
安い仕事を引き受けてばかりでは、本当の意味でのプロにはなれないということを今一度確認をする必要があるのではないでしょうか。