カリスマ経営者の特徴

カリスマとは…

日本には過去に短い期間のうちに企業を大会社にまで発展させた敏腕経営者がたくさんいます。
経営の神様と呼ばれた松下幸之助をはじめとし、本田宗一郎や豊田喜一郎など伝記にもなるような素晴らしい経営手腕を発揮した偉人たちが存在していました。
これらの人たちに共通しているのは、特別な高等教育を受けたわけではないはずなのに、直感的に素晴らしい経営方法をとることができたということであり、また本人の人格が不思議と他人の多くを惹きつけることができる素晴らしいものであったということです。

このような本人の人間性が能力の根幹となっているタイプのリーダーのことを「カリスマがある」ということがありますが、会社経営の場所でその特徴が出される場合には「カリスマ経営者」として多くの人から評価を受けていくことになります。
しかしその「カリスマ経営者」という言葉が有名になりすぎてしまったせいもあり、言葉ばかりが一人歩きをしてしまうようになった印象があります。
中には自称「カリスマ経営者」という中小企業の社長さんなども出てしまうようにもなり、はたしてどこからがカリスマなのかということがわからなくなってしまっています。

本当のカリスマはこんな人

そこで本来的な意味で「カリスマ」と呼ばれるのは一体どういう人たちなのかについて考えてみたいと思います。

リーダーとして人の上に立つためには、従って行く人たちが自然と話を聞きたくなるような人間的な魅力が必要になります。
リーダーの形はその組織や人材によってさまざまですが、それにしても何らかの強い特徴がなければきちんと機能をさせていくことはできないでしょう。

リーダーの素質として挙げられることとしては、勇敢さ、忍耐強さ、発想力、決断力、直感力といったものがあります。
そこに本人が話し上手であったり、機知に富んだウィットがあったり、即座に対応ができるような頭の回転の早さがあるとよりよくなります。
このような能力は努力によって得られるようなものではなく、生まれつきの素質や環境によって自然に生成されていくものです。

またリーダーとなるためには、本人がリーダーとなりたいと願い、そのための資質を自ら磨いていくという謙虚な姿勢も必要になってきます。

カリスマ経営者と呼ばれる人とは、理屈抜きでその人のことを信じたいと思わせられる人ということでもあります。
人を動かす力があるかどうかということが、最も「カリスマ経営者」という言葉を端的に示すものと言えます。